A DAY OF KINKAIYUSEN

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本橋 結衣

出社&前日の出港状況チェック

一日の始まりは、前日に船が無事荷役を終えて出港したかを確認することです。ヤード(トレーラーの保管場)から情報が来ているので、結果的に何台積めたか、トラブルはなかったかなどをチェックします。

今日の船積み明細(マニフェスト)の作成

前日に取った今日の船積み予約(ブック)をまとめ、船積み明細(マニフェスト)を作ります。この資料をもとに、ヤードで船積みプランが作られ、実際に船積みをするので、責任重大。万が一にも入力ミスがないよう気をつけています。

翌日の船積み予約(ブック)調整

午後からは、翌日分のブック取り作業です。荷主様に電話し、明日乗船させたい荷物があるか、予約を取っていきます。いかにトラブルなく満船の状態で送り出すか。ブック担当として、営業力や交渉力、采配力を発揮して進めます。

新規の荷主様をアテンド

荷主様を船に案内することもあります。送り出す荷物はどこに、どのように置かれるのか、ラッシング(荷くずれしないよう固縛すること)は大丈夫かなど、あらゆる質問に答え、安心して利用いただけるように努めています。

判断に迷ったら、先輩に相談

トレーラーが出港までに間に合わない、電源の故障で冷蔵車が機能しないなど、荷役には不測のトラブルが発生し、迅速に対応しなければならない時があります。判断に困ったときは、一瞬も抱え込まず、先輩に相談して対処します。

荷役様から荷物を受け付け、船に乗せる積荷量をコントロールする「ブックマン」の仕事は、まさに「マン(人)」としての力が問われていると思います。季節やその日の天候、貨物の種類や重量、そして積載量。日々条件が変わる中で、荷主様の要求に応えられない時もあります。しかし、荷物はただの“物”ではありません。そこには、「目的地へ無事に届けたい」という荷主様の気持ちがいっぱい詰まっていることも分かりました。これからも海運の司令塔として、その気持ちや期待に応えられるよう成長したいと思います。

学生へのメッセージ

大きな海と関わる仕事であるからか、近海郵船の社員はとても大らかで、穏やかな方が多いです。物流のプロフェッショナルとして、じっくり腰を据えてスキルを磨きたい人にはぴったりな会社だと思います。

募集要項
近海郵船

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